ルームフラグレンスで人気が高いリードディフューザーのDIY(作り方)について説明したいと思います。
まず最初に、リードディフューザーのベースの種類について紹介します。
オイル香料のみでも作れるのではと思われる方もいますが、コストが高くなるのと、香料にもよりますが揮発性が弱いなど問題が出てきます。
そのため、香りの広がる時間や香りの強さを調整するリードディフューザー用のベースが必要になります。
リードディフィーザーベースには様々なタイプがあり、またリードステックにも種類があるので、組み合わせによって求める最適なモノを見つけましょう。
◆リードディフィーザーベースの種類
・DPGと無水エタノールのベース
DPG(Dipropylene glycol):無水エタノールを3:1の割合で混ぜたベースです。
DPGとは、オイル香料の希釈剤としても良く使用され、人体に対しての影響がないと言われているものです。ただ、DGPのみでは粘度が高く揮発性が低くなるためエタノールによりリードへの吸収性を高めることで、香りが発散されやすくなります。
配合比率:香料オイル10%‐30%、ベース70%‐90%
・Augeo Clean Multi または Augeo Crystal
Augeoとは、再生可能な資源から作られるバイオベースのエコ溶剤です。そして、溶解力が高く、芳香剤の希釈剤やクリーナー、脱脂剤など、さまざまな用途や分野で使用されています。
また、これは製品としてそのままリードディフィーザーベースとして販売されています。
ただし、リードへの吸収性が低く香りの広がりが弱いため、吸収性のが高く太く長いリードなどを使用する工夫が必要です。
配合比率:香料オイル10%‐25%、ベース75%‐90%
・キャリアオイル
キャリアオイルとは、植物の種子や果実から抽出した植物油で、精油を希釈して肌に塗布する際に使用されます。アロマテラピーやスキンケアなどで使用されています。
通常の植物油は粘度が高すぎて香りが発散するスピードが遅いため、アーモンドオイルやココナッツオイル、ベニバナオイルのような粘度が低いものを使用します。
配合比率:香料オイル20%‐30%、ベース80%‐90%
また、香りの広がりを上げるには、キャリアオイルとに対して無水エタノールを3対1の割合で混ぜたベースを作ってよいでしょう。
配合比率:香料オイル10%‐30%、ベース70%‐90%
・無水エタノールと水(精製水)とグリセリン
無水エタノール:水:グリセリンを 8:1:1の割合で混ぜたベースです。
水とグリセリンはエタノールの揮発スピードを遅らせる役割をします。それは、無水エタノールのみの場合、揮発性が高くリードから吸い上げる速度が速いため香りの発散が速すぎるためです。
配合比率:香料オイル10%‐20%、ベース80%‐90%
[注意]配合比率はあくまで基本的な割合になります。リードステックの種類やオイル香料の種類によって最適なベースにするには、比率を調整する必要があります。
◆リードステックの種類
・葦(リード)
リードステックの語源にもなった、イネ科の葦(あし)で作られたものです。
現在では葦を使ったリードステックはあまり見かけられず、ディフューザーでのステック全体を指す名前となりました。
・竹(バンブー)
竹は安価で見た目も良いため人気がありますが、硬いため安定して吸収せず、香りが発散されにくいため、定期的に上下を入れ替える作業が必要です。
・籐(ラタン)
天然のリードステックの中で一番多く使用されており、ヤシ科の植物です。
他にも植物ではシダ、藤、柳など様々なものがあります。
・ファイバーステック(棒状の化学繊維)
ディフューザー用に作られた、化学繊維のリードステックでています。
価格が高いく、曲がらずカビや劣化が少なく、ラタンなどと比べると1.5~2倍の吸収力があり、香りの流れが一定で、香りの広がりが均一であり、あらゆる種類の香りとベースに使用できます。
ただ、香りに影響はありませんが、ステック自体の変色があります。
様々なベースとリードを紹介しましたが、作る際の参考にして頂ければ幸いです。
また、OEMでリードディフューザーを作る際にも知っておくと話が速いです。
香りについては様々なサイトでレシピが公開されていますので、それを参考に自分だけのオリジナルブレンドオイルを作て、ベースとリードステックを組み合わせて、自分だけのオリジナルリードディフューザーを作成してみては如何でしょうか?
[注意]オイル香料もディフィーザーベースも引火性が高いものになりますので、扱いは十分に気を付けて下さい。



コメント